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セラピストの仕事に興味はあるけれど、「しんどそう」「大変そう」「辛いかも」と不安に感じている方も多いのではないでしょうか。実際、セラピストとして働くと身体面や精神面で負担がかかることもあります。
しかしその一方で、しんどさ以上のやりがいや達成感、自己成長の機会もあります。
本記事では、セラピストの仕事がしんどいと言われる理由や、セラピストの魅力ややりがいについて詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
【この記事で分かること】 ・セラピストの仕事でしんどいと言われる部分 ・セラピストのやりがい |
セラピストの仕事でしんどいと言われる部分
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セラピストの仕事がしんどいと言われる理由について、以下の3要素に分けて解説します。
- 体力・肉体面
- 精神面
- 金銭面
体力・肉体面
体力・肉体面でしんどさを感じる理由としては、以下の2つが挙げられます。
- 立ちっぱなしでの仕事
- 負荷蓄積による腱鞘炎などの出現
立ちっぱなしでの仕事
セラピストは基本的に、立ちっぱなしの状態で施術を長時間行います。そのため体力の消耗が激しく、身体的にしんどいと感じる人は少なくありません。
また、片付けや掃除、準備などに時間をとられ、休憩が少ないサロンもあります。深夜まで営業しているサロンで働いている場合は、生活リズムが乱れて疲労が蓄積しやすくなることもあるでしょう。
しかし、体力面・肉体面の負担は、日々仕事をこなしているうちにある程度は慣れるものです。加えて、日頃から体力づくりに努める、働く時間を柔軟に選べる職場を探すなど、工夫次第で改善できます。
負荷蓄積による腱鞘炎などの出現
セラピストの仕事は指や手首に負担がかかるため、腱鞘炎などで手首を痛める可能性があります。また、施術は中腰の姿勢で行うことが多く、腰を痛める人も少なくありません。
ただ、経験を重ねて技術力が向上すれば、自分の体に負担をかけない施術が可能になります。仕事を始めたばかりの時期は辛く感じても、継続することでケガのリスクは減らせるでしょう。
精神面
次に、精神面の辛さの原因として以下の3つを紹介します。
- お客様の疲れに引っ張られる
- 人間関係のストレス
- 学び続けるプレッシャー
お客様の疲れに引っ張られる
サロンには、心身の不調を抱えている人が訪れます。そのため、お客様の疲れやネガティブな感情に引っ張られてしまい、精神的なしんどさを感じてしまうセラピストもいます。
お客様に寄り添い、共感することは重要ですが、お客様の疲れに引っ張られないよう、仕事とプライベートで気持ちをうまく切り替えるコツを覚えましょう。
人間関係のストレス
サロンでリラクゼーションサービスに従事するセラピストのなかには、ほかのセラピストと考え方や仕事の進め方が合わず、ストレスを感じる人もいます。職場のストレスは、仕事のモチベーションの低下にもつながります。
人間関係にストレスを感じたら、まずは信頼できる人に相談してみましょう。それでも解決しない場合は、別のサロンへの移動も選択肢の1つとして検討してみてはいかがでしょうか。
学び続けるプレッシャー
セラピストは常にスキルアップが求められますが、それをプレッシャーに感じる人もいます。
セラピストの技術や知識は、一度習得したら終わりではありません。施術方法や健康・美容・メンタルに関する情報は日々アップデートされており、お客様に選ばれ続けるには、自己研鑽が不可欠です。
忙しいなかで時間を作って学び続けるのは簡単ではないでしょう。しかし、新しい知識や技術が成果につながったときは、大きなやりがいを感じられるはずです。
金銭面
収入面への不安や不満から、セラピストという仕事にしんどさを感じる人もいます。
厚生労働省の賃金構造基本統計調査によると、令和6年度のセラピストの平均年収は396万円でした。日本の平均年収は約460万円だったため、平均を下回る結果となっています。
ただ、この結果だけで「セラピストの収入が低い」とは言えません。セラピストは経験年数によって収入が増える傾向があるからです。
実際、経験0年のセラピストの平均年収は281万円程度ですが、15年以上になると468万円程度に上がっており、平均年収を超えているというデータもあります。
また、経験やスキルを積んだり、歩合制の職場に転職したりすることで、収入を増やせる可能性もあります。
なお、セラピストの年収についての詳細は以下の記事をご参照ください。
りらくるでは、全国600店舗以上から店舗を自由に選べるだけでなく、働く時間や休日も柔軟に調整できます。施術回数や施術時間などの条件を満たすことで収入が増える制度もあり、体力面・精神面・金銭面での不安を減らして自分らしい働き方を実現できるのが特徴です。
また、セラピスト未経験の方でも、無料の研修制度を通して専門スキルを身につけることができるので安心して働き始められます。セラピストを目指している方は、まずは一度、りらくるにご相談ください。
セラピストはしんどいときもあるけどやりがいのある仕事
セラピストの仕事にはさまざまなやりがいがありますが、そのなかから代表的なものを7つピックアップしました。順に説明します。
- お客様から感謝の言葉が直接届く
- コミュニケーションスキルが向上する
- 専門スキルの習得で自己成長できる
- 歩合で収入アップを目指せる
- 好きなことを仕事にできる幸せがある
- 年齢制限がないため長く働き続けられる
- 独立開業して自分のサロンをもつ未来も
お客様から感謝の言葉が直接届く
セラピストとしてもっともやりがいを感じるのは、お客様に感謝され、直接お礼を言われたときです。施術後に「身体が軽くなった」「癒やされた」といった声を聞くと、自分の施術スキルや接客が人の役に立ったという実感が湧き、やりがいにつながります。
お客様から「次回もぜひあなたにお願いしたい」と言われるのもうれしいものです。モチベーションが高まり、さらに質の高い施術を提供できるようになるでしょう。また、信頼関係を築いてリピーターになってくださるお客様が増えれば、より満足感を得やすくなります。
コミュニケーションスキルが向上する
コミュニケーションスキルが向上することも、セラピストのやりがいの1つです。お客様との会話を通じて、相手の気持ちをくみ取ったり、安心感を与えたりする話し方が身につきます。
たとえ最初は会話が苦手だったとしても、経験を重ねることで相手に寄り添う姿勢や柔軟な対応力などが自然と養われ、自信ややりがいに変わっていくでしょう。
コミュニケーションスキルが向上すれば、プライベートの人間関係にも役立ち、日々の生活が充実します。
専門スキルの習得で自己成長できる
セラピストのやりがいの1つに、専門スキルを習得することで自己成長を実感できることが挙げられます。
セラピストになるには、手技、解剖学、生理学などの専門的な知識が必要ですが、それぞれのスキルを学べば学ぶほど、お客様の悩みに幅広く対応できるようになります。
勉強するのは大変かもしれませんが、自己学習や研修、資格取得を通じて習得したスキルを現場で活かせたときの達成感は大きく、やりがいを感じられるでしょう。
また、分野に特化したスキルを身につけるとお客様の満足度向上につながり、結果的に固定客や指名数が増える可能性もあります。
歩合で収入アップを目指せる
サロンにもよりますが、歩合制や各種手当、ボーナスなど、自分の頑張りが収入に反映される仕組みがあるのもセラピストという仕事の魅力です。
特に、歩合制のサロンでは施術件数や指名数に応じて給料が支給されるため、努力次第で給料を大きく増やせる可能性があります。
また、資格を取得することで資格手当がもらえたり、指名されることで指名料がもらえたりするサロンもあるため、そうしたサロンで働けば、スキルアップの意欲も自然と高まるでしょう。
好きなことを仕事にできる幸せがある
セラピストになれば、リラクゼーションに関連する興味関心を、そのまま知識や技術として日々の仕事に活かせます。「好き」を仕事にできる幸せを感じられるのも、セラピストの魅力といえるでしょう。
また、人と接するのが好きな人や、人を喜ばせることが好きな人も、お客様に直接接するセラピストという仕事に大きな充実感を感じられるはずです。
仕事で身につけた技術を、自分や大切な人の健康維持などに役立てられるというメリットもあります。
年齢制限がないため長く働き続けられる
セラピストの種類やサロンにもよるため一概には言えませんが、多くの場合、セラピストには年齢制限がなく、長く働き続けることができます。
セラピストは長年の知識や技術が評価される、経験を積み重ねることが強みとなる職業です。自分の成長を実感しながら長く活躍できることは、大きなやりがいとなるでしょう。
りらくるでは、19~65歳まで幅広い世代のセラピストが活躍しています。全国600店舗以上から職場を選べ、日程や時間も自由に設定できるため、自分らしく長く働きたい方にはメリットが多い職場環境と言えます。
独立開業して自分のサロンをもつ未来も
セラピストとして経験を積み、技術や接客力を磨いていけば、将来的に自分のサロンをもつことも夢ではありません。
独立開業には、店舗型サロン以外にも、自宅の一室を活用したプライベートサロンや、予約に応じて訪問する出張セラピストなど、さまざまなスタイルがあります。
自分のライフスタイルに合った働き方を実現しながら、経営者として理想の空間やサービスを形にしていくことは、セラピストならではのやりがいであり、魅力と言えるでしょう。
>セラピストとして開業するには?サロンを開業する流れやメリットを解説
まとめ
身体的な疲労や精神的なストレス、収入面での不安などを理由に、セラピストは「しんどい」と言われることが少なくありません。
その一方で、「お客様から感謝の言葉が直接届く」「コミュニケーションスキルが向上する」「収入アップを目指せる」など、多くのやりがいがあります。セラピストは、自分らしく誇りをもって働ける仕事だと言えるでしょう。
りらくるでは、全国600店舗以上から希望の店舗を選べるだけではなく、働く時間や日数も自由に選ぶことができるため、ライフスタイルに合わせた働き方ができます。
さらに、無料の研修制度もあるため、未経験からでもセラピストに必要な専門スキルをしっかり身につけられます。セラピストに興味がある方は、ぜひ一度、りらくるにご相談ください。